愛するRX4XX系GPUが手に入らなくなった昨今。
RX系がここまで価格高騰すると、これまで忌避してきたGTX系に触手が伸びるのは自然の理です。
ということでGTX1060(中古)買いました。
玄人志向のGTX1060の6GBタイプで、お値段込み込み25880円。
例のウッチャンが書いてあるこんな箱のやつ。
箱とシールがダサいのは性能に関係しないので無問題。
どこかのOEM品だと思います。
何を掘るか
さて問題は何をどう掘るか。
GTX系のETHハッシュレートはイマイチ、と(マニアの)世間で言われるのは本体代に対しての話。要は同じハッシュレートなら本体代が安いRXがええやん?というのが世界の平民マイナーの考え。
しかし今や本体代の差は大きく縮まってきた。在庫量では雲泥の差。
GTX1070がRX480と同程度のハッシュレートを発揮(消費電力はGTX1070の方が低いと言われている)するものの、1070は高いので試しません。
まだ40000円ちょっとはするからね!
ということで今回はお買い得な1060で試しますが、こいつのETHハッシュレートはちょっとさえない。BitcointalkのClaymoreスレにおいて、
- GTX 1070: 30Mh/s ETH + 290 Mh/s SIA
- GTX 1060: 23Mh/s ETH + ???
くらい出るというレポがあった。最適化すれば1070はもっと出せると思うけれど、カード代考えるとRX480ちゃんの方が優秀です。
まずClaymore miner v9.3でクロックを変えながら1060のハッシュレートをチェックしたところ、確かに最大で23.7Mh/s後半くらい。
これだと大体ETHが$4.4/day。vBIOSの改造がない(できない)ので作業的には超楽ちん。
ちなみにEWBF CUDA Zcash minerの0.3.3bでEquihashを走らせたところ、頑張って310Sol/sでした。ZECで$3.7/day。
ZCL、ZEN、HUSHだと$5はいけるけど、おそらく取引所のウォレットが長らくメンテ中なのでこの数字なんでしょう。いずれ均されるはず。
今後の伸びしろを考えても、現状ETH系が良さそう。
パラメータ設定
今までになく手こずったのが、GTX導入に伴うRX系カードへの影響。
今までの設定で走らせるととにかく落ちる。
苦心の末見出した解決策は、start.batの設定でdcriを下げること。今回は16だったものを12まで下げた。この影響で少しSIAのハッシュレートが落ちたけれども、大した影響ではない。
本題は、1060でどこまでデュアルマイニングができるか。コアクロック+200、メモリクロック+900設定でdcriを変化させた時のETHとSIAのハッシュレートはそれぞれ下記の通り。収益はコスト引き前。
- dcri = 55 → 21.3Mh/s + 390Mh/s = $5.13/day
- dcri = 50 → 21.8Mh/s + 363Mh/s = $5.15/day
- dcri = 40 → 22.5Mh/s + 300Mh/s = $5.07/day
- dcri = 30 → 22.9Mh/s + 229Mh/s = $4.91/day
- dcri = 20 → 23.3Mh/s + 155Mh/s = $4.79/day
- dcri = 0 (ETHのみ) → 23.7Mh/s = $4.31/day
dcri=50あたりが落とし所かな。
(上がRX470x3枚、下がGTX1060x1枚)
RX470だと28.5Mh/s+450Mh/sは出るので$6.6/day。まぁ仕方ないよね。
GTXは省エネな分、電気代が浮く分を上乗せすれば1060ももう少し魅力的に見えるはず。一部では100Wを切ることも可能だという話が。
まとめ
とりあえず最新のNvidiaドライバを入れてエイヤっと試した結果、なかなかよい結果でした。
今後ETHのPoS切り替えが行われると、その先でRX系がどこまで収益を上げられるかわかりません。ETHから他のEthash系コイン(ETC、EXP、UBIQなど)にマイナーが移行すると、それらの収益は一気に落ちるでしょう。
ETHは40Th、ETCは3Th、その他のEthash系は数百Gh程度です。これで現状の収益均衡が保たれているのに、ETHの膨大な40Thが他に移るとどうなるか。
GTXはEquihash系のマイニングでも十分戦えますし、メモリも多く乗っているモデルが豊富にあります。RXに固執せず、早いうちにGTX系を安く中古で抑えるのも手かもしれません。