eosDACのカストディアン候補への投票が始まりました！EOSDACトークン保有者の候補者への投票率が15%に到達した時点で、DACは、dacauthorityアカウントの自動権限委譲により上位12人のカストディアン候補に引き継がれます。

This post is also available in English: eosDAC Custodian Candidate Voting Is Live!
Голосование за Хранителей eosDAC запущено!
Chức Năng Bỏ Phiếu Bầu Ứng Viên Giám Hộ Đã Mở!

eosDACコミュニティは、この重要なマイルストーンに到達するため、DAC Foundationの組成や、サービス会社Dacoco Gmbhとの取引契約の締結など、オフチェーンの要求を含む様々な課題を乗り越えてきました。ついにeosDACの全ての登録メンバーは、DACの長期的価値を確保するために信頼できるカストディアン候補者に投票できるようになりました。
真に分散化された投票方法として、eosDACのGithubからEOSメンバークライアントのコードを取得して、ローカルで好きな候補に投票することができます。もちろん、https://members.eosdac.io/に直接アクセスして投票することもできます。左側のメニューの”カストディアン”から、候補者のプロフィールを確認して、お好きな候補者5人の+ボタンをクリックして”投票”ボタンを押して下さい。
以上で投票完了です！

投票率が15%に到達したら、DACの権限は移譲されるため、DACのコードと資産は、eosDACの登録メンバーによるオンチェーンのEOSDACのステーク加重投票を通じて選任されたカストディアンによって管理されるようになります。これはコミュニティ所有のEOSブロックプロデューサーであり、DACイネーブラであるeosDACにとって大きなマイルストーンです。私達のゴールは、技術面のリーダーシップと回答をEOSコミュニティに直に提供することです。それに加えて、私達は分散自立組織（DAC）を立ち上げるだけでなく、DACを実現するためのツールを使用する者として、より分散化された未来への道を切り開いていきます。

これらのDACを実現するためのオープンソースツールを開発する間、継続的なご支援を頂き誠にありがとうございます。私達の取り組みを支援するため eosdacserver に投票していただければ幸いです。また、もしeosDACにまだ登録されていない場合は、メンバー登録をして、お持ちのEOSDACトークンを使ってカストディアンに投票することで、15%の投票率到達によるDACの完全なローンチをサポートしていただけると幸いです。
現在のDACの技術的な構造に関する詳細については、以下の続きをお読み下さい！

EOSアカウントとコードの観点から見た時、eosDACはどのような構造をしているのか？

DACを管理しているメインのEOSアカウントはdacauthorityと言います。どのようにセットアップされているのか見るために、blocks.ioで”permission”タブをクリックしてみて下さい。

選任されたカストディアンが役割を全うするのを阻害するような技術面での障害が発生したり、他の人では対処不能なバグに対応するために、初期のブロックプロデューサーチームのRob, Michael, Lukeは一時的にオーナーキー EOS5XZMyRHJdq8DaCQbeK63SoAo1vmCLbW9bnvbiFPGYSGEsbVNxp へのアクセスを保持します。コミュニティ内で充分な信頼が醸成された後に、このキーへのアクセスは放棄されます。投票閾値の必要条件に比例するhigh、med、lowの権限についてはeosDACの規約で概説されています。DACが15の投票率に到達した時点で、high、med、lowとoneの権限が選任されたカストディアンのアカウントになるよう更新されます。

ブロックプロデューサーアカウントのeosdacserverは、次の画像を見るとわかるように、Rob, Michael, Lukeのマルチシグによって管理されています:

ブロックプロデューサー報酬の申請など、特定のオンチェーンでのアクションのための追加の権限が設定されることがあります。

Rob, Michael, LukeはDACにブロック生成サービスを提供するアクティブなワーカープロポーザルを持っています。将来、このアカウントの権限はDACに移譲されます。そのため、もしトークン保有者が、カストディアンを通してRob, Michael, Lukeを交替させることを決定した場合、実際にオンチェーンでそれを実行する能力を持つということになります。私達は分散化を単一障害点の不在と定義しているため、これは重要なポイントです。

DACの次のパートは、ここで確認できるメンバー登録などのEOSDACトークン用の全てのコードを管理しているeosdactokensアカウントです。これを見るとわかるように、このアカウントの完全なコントロールは、15%の投票率に到達した時点でカストディアンが管理することになるdacauthorityが保有しています。

DAC用の主な機能はdaccustodianアカウントとこちらで確認できるコードにあります。これは支払いを請求したり、カストディアンを指名したり、投票したり、設定を更新したりするための機能を含みます。

このアカウントの権限もまた、dacauthorityが追加的な転送遅延権限付きで保有しています。そのため、コード起点の全ての転送は1時間まで処理を遅延させる必要があります。この遅延処理の目的は、コードが期待通り機能しているか確認するためで、もし誤った転送が始まってしまった場合に、DACが資産の不適切な喪失をする前に、DACとしてそれを修復する時間を得る事ができます。