@steemit-jpさんのコンテスト#11に参加いたします。
私の好きな動物は「ペガサス(ユニコーン・一角獣)」です。
それ動物なの?
というツッコミはナシでお願いします。
ペガサス、ユニコーン・一角獣は厳密に言うと違います。
それについては後述いたしますので、とりあえずこのまま話を進めます。
私が好きなのは「ペガサス」です。
まず、私が最初にペガサスを知って雷に打たれたのは小学生の時。
ギリシャ神話やローマ神話やケルト神話をを図書館・図書室で読み漁っていました。
その中のギリシャ神話「ペルセウス」にペガサスが登場します。
ペガサスってどうやって生まれたと思いますか?
ペルセウスが切り落としたメドゥサ(髪の毛が蛇でできている怪物)の血が飛び散って生まれたんだそうです。
神話ってよくわからないですよね。
この訳の分からない感じが小学生の私の心を打ちました。
ペルセウスがアンドロメダを助ける時に、ペガサスを乗りこなすシーンはカッコいいです。
(アンドロメダはこの時、海の怪物の生け贄になるところでした)
出典:ヴィーナスの片思い―神話の名シーン集
ジョルジョ・ヴァザーリ画「ペルセウスとアンドロメダ」詳しくはこちら
このジョルジョ・ヴァザーリの作品の左下の方にペガサスが見えますね。
「えっ!白馬じゃないんだ!」って感じですが、必ずしもペガサスは白馬としては描かれないようです。
このペルセウス神話に限らず、他にもギリシャ神話の中ではペガサス(ペガソスやペガススとも言う)は英雄を助けたり、女神から授けられたりします。
これらの「神話エピソード」と「壮大な物語」に憧れ、そこからペガサスが大好きになりました。
今でも、神話とそれを描いた名画の関係について密かに独学しております。
さて、ペガサスはこのように英雄を助けますが、一角獣・ユニコーンは「ギリシャ神話の怪獣」です。
一角獣・ユニコーンは「頭は鹿、胴体は馬、尻尾はイノシシ、足はゾウ」と言う生き物…。
ギリシャ神話ではこんな姿で登場します。まるでキメラです。
「処女に対してだけは従順で、それ以外の人には獰猛に振る舞った」とのこと。
一角獣は「鏡の国のアリス」にも登場します。
一角獣はアリスにこう言います。
「おりゃあ、子どもなんてものは、お話の中の怪物かと思ってたよ」
「お話の中の怪物」ですって。
私たちもユニコーンのことを「お話の中の怪物」だと思っていますよね。
いやいや、向こうも私たちのことをそう思ってるかもしれませんよ。
ペガサス、ユニコーン・一角獣ってものすごく不思議な存在です。
このミステリアスなところが大好きなんです。
もはや「好きな動物」ではなく「好きな存在」になってしまいました。
でも私の中では「好きな動物」なんです!
と言うわけで、「ペガサス(ユニコーン・一角獣は別)」が好き!というお話でした。
今日も読んでくださってありがとうございます😊