SteemとIPFSを使用した分散型動画投稿サイトDTubeの翻訳に協力しました。
既にいくつかの言語で翻訳が終わっているのですが、まだ言語切替機能が実装されていないようです。
言語切替が実装されたら日本語にも対応されるでしょう。
せっかくなので、DTubeについて少し説明します。
DTubeは分散型の動画投稿・配信サービスです。
動画ファイルはYoutubeのように特定のサーバにあるのではなく、IPFSノードを実行している世界中のコンピュータに分散して存在しています。
BitTorrentのようなものをイメージしてください。
分散化されているため、障害や検閲に強いシステムとなっています。
そして動画投稿者は広告ではなく、Steemを使ってマネタイズします。
もちろん懸念される問題もあります。
それは一度アップロードした動画が削除できないということです。
アップロードした動画ファイルは不特定多数のコンピュータに分散するため、完全に削除することがほぼ不可能となってしまいます。(『アレ』と同じです)
そのため、プライバシー侵害、著作権侵害の問題にどう対応するのかが課題となってくるでしょう。
(実は既にそれらしい動画も見受けられます。)
どのような形態であれ動画配信サービスに法的問題はつきものですので、いずれ何らかのトラブルが発生するのは間違いないと思います。