私は何も考えずにアカウント名を ultraseven にしてしまうほどのウルトラセブン好きです。
1967年(昭和42年)から放送が始まった『ウルトラセブン』。
他のウルトラシリーズに多くみられるような、「正義の味方 VS 悪い怪獣」という単純な図式ではなく、必ずしも人類が正しいとは限らないエピソードもたくさんあります。
宇宙は地球人だけのものじゃないのに、無暗に宇宙開発を進めることで他の星人をおびやかしたり、傷つけてしまったり、ついには滅ぼしてしまったり…。考えさせられる話が多いのです。
(『ウルトラセブン』の製作には、ベトナム戦争が影響していると言われています)
ウルトラセブン(モロボシ・ダン)も地球に愛着を持っているとはいえ宇宙人なので、しょっちゅう地球人と宇宙人との間で板挟みになり、葛藤する羽目になります。
それでも最終的には地球のために戦うことになるのですが、そこへ行きつくまでの宇宙人との応酬が、この番組の一番の見どころだと思っています。
私が好きなエピソードはたくさんありますが、やっぱり一番感動するのは最終回!
長いあいだ地球のために闘ってきたセブンは体力を消耗し、特殊能力を失い、光線技なども一切使えなくなってしまいます。
故郷の星からやって来た上司に、もう変身してはいけない、星に帰れ、と言われてしまう。
しかし宇宙人に囚われた同僚を助けるため、主人公はセブンに変身し、アイスラッガーだけで最後の敵と闘うのです。
アイスラッガー、というのはセブンの頭にくっついているブーメラン型の武器のこと。
脳波コントロールで宙を舞い、敵の頭を切り落としたり、ナイフのように手に持って闘うこともできます!シリーズ全編を通じて、よく登場する有名技です。
さて、ここまで読んでくださった方はもうお分かりかも…?!!
私がUPした昨日のB&W写真… 正解は「アイスラッガー」でした!
「知らねーよ」という怒号が聞こえてきそうですね… ごめんなさいww
でもセブンファンの私には、結露した窓にカーテンが触れて偶然できたこの跡が、アイスラッガーにしか見えませんでした。。
この影を発見したのは、息子でした。
昨日の朝、「そろそろ起きな~」とカーテンを開けるや否や、
「母さん見て!アイスラッガー!」
「ホントだ、ちょっとどいて!」
と、慌てて撮影したのがこの写真というわけです。
こんなもので朝から盛り上がれるのは、我が家くらいかもしれませんね…。
というか、ここまで文字数を割いて説明をしなければ何なのかをお伝えできない時点で、チャレンジに失敗している気もします!
写真を見て真剣に考えてくださった方、そして今日も読んでくださった方、ありがとうございました^^