燃えろLAW-MEDブラザーズ - 第3話 墜落するものに翼はない(下)

「本連載はカプコンのゲーム、逆転裁判からインスピレーションを受け、尊敬の心を込めて、医学法律物として新しく、制作いたしました。実際の韓国判例を基礎として作成いたしましたが、登場する人物や団体、その他状況はすべて仮想のものであり、日本の法律及び、実際の裁判過程とは異なる可能性があります。ご了承ください。」

([@carrotcake]様の絵、ありがとうございます‼)

<PLAYを押してから鑑賞してください!楽しさ2倍になります。ぜひお聞きください。>

-あらすじ-

-大酒瓶太さんは弟の死により、アルコール依存症になり、STEEM病院に入院することになる-

しかし、集中治療室に入院した大酒瓶太さんの状態は悪くなる一方で結局は集中治療室の窓を破り飛び降りてしまう....

-妻の大酒飲子さんはヤサイちゃんを通じて辛ツナを紹介してもらうことになった-

-二人は葬式場で大酒飲子に事情を聴くようになり、STEEM病院を相手に訴え提起を準備する-

-一方、集中治療室で飛び降り自殺が起こったことを知ったメディチームはすぐに訴え提起に対する準備を始める。-

裁判で4人の証人をめぐり激しい攻防を繰り広げている辛ツナとメディチーム

最終弁論及び判決を目前にしているが......

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裁判長: さて、落ち着いたようですので、両側の最後弁論を始めてください。では、辛ツナ側から。

辛ツナ: 裁判長殿、そして、陪審員の皆様
ある家族の夫がSTEEM病院側の注意義務違反により、命を落としてしまいました。

数十年を共に生きてきた弟の交通事故を直接目撃したその男はSTEEM病院の適切な措置があったのであれば又社会に復帰し残りの人生を家族と一緒に過ごしたかもしれません。

大酒瓶太さんは自害と他人を傷つける危険性のある患者でした。それにもかかわらず、看護師と担当医者は慢性的な人力不足による疲労のため、監視、観察を怠りました。

私の依頼員の要請があったと雖も十分予見可能な状況を事前に予防できなかったのはSTEEM病院側の過ちです。

陪審員の皆様. 私と私の依頼員は自殺を止めることが出来なかった医者と看護師にを責めるつもりではありません。 我々はこういう結果を作り出したSTEEM病院に責任を問うためであります。 以上です。

裁判長: よく聞きました。それではメディチーム最後弁論はじめてください。

メディチーム: 裁判長殿, そして、陪審員の皆様。これがSTEEM病院の構造上の問題なのかはもう一度考えて見てください
入院当時から保護者側は医者の勧誘があるにも拘わらず、精神病棟に入院することを拒否しました。我々はそんな保護者を意見を尊重しただけです。

その後、集中治療室で患者が発作を起こした時にも手足を縛り、神経安定剤を投与するなどのできるだけの治療を行いました。
それを見て、講義したのは保護者であり、我々はどうすることのなく、縛っていたものを解けるしか他ならなかったのです。 又、患者は丈夫な50代男性であり、防虫網を破り窓から飛び降りたものはケアする患者の数とは関係なく、あっという間に発生したものなので、どうすることもできない状況でした。
又、STEEM病院で実行した内科的な治療は全然問題がありませんでした。

陪審員の皆様 原告側の意見は一見妥当性のあるように見えますが、感情に訴えるのが全部です。それだけを考えて頂きたいです。ありがとうございました。

裁判長: それでは、すごし休んだ後、陪審員さんの判断とともに判決を下します。原告、被告、証人の皆様、本当にご苦労様でした。


裁判長: では判決を下します。着席願います。

1つ,

大酒瓶太さんが入院当時からアルコール依存症による、精神病的症状を見せ、自害及び他害の可能性があったので、隔離病棟である精神か病棟で治療を行うのが妥当であると判断されます。

2つ

患者の保護者が精神病棟入院を同意しないといえども、保護者に危険性等を詳しく説明し、同意をいただくよう積極的に努力すべきでありました。単なる保護者の要求で精神病棟ではあに集中治療室に入院させたことはSTEEM病院側の過ちであることを認定します。

3つ,

やむを得ず、精神病棟ではない内科病棟に入院場合、危害のある窓などの施設に安全装置をかけておくべきでありました。又、緊急事態が発生する可能性があるということを集中治療室担当者が皆シェアし、必要の場合、手足を縛らせたり、安定させる等の対策を取っておくべきでありました。

4つ,

STEEM病院側から精神病棟を顧慮し保護者に説明したこと、発作があってからすぐに手足を縛らせ、神経安定剤を使う等の治療を行ったこともまた事実であります。감안하겠습니다.

なので、本裁判ではSTEEM病院は遺家族に精神的賠償することを命じ、集中治療室に対する安全施設管理を命じます。

トン!トン!トン!

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大酒飲子: ありがとうございます...。弁護士さん、本当にありがとうございます。
辛ツナ: とんでもないです。ご苦労様でした。

メディチーム: 伯井天使さん…休みまでとっていらしたのに申し訳ございません。
伯井天使: いいえ…私は大丈夫でう…。それより、メディチームさん…. この事件で病院で人力の対応してくれるんですかね…。

メディチーム: さあ、一応マスコミから騒いでいるからから
…記事になるとどうにか人力は追加されると思われますが、私にしては答えられないですね。
伯井天使: そうですか。我々はいつまで苦しんでいればいいですかね。

-エピローグ-

-STEEM病院集中治療室-

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今日も数の多い重患者を相手する集中治療室は相変わらず忙しい。一人、何かを持って集中治療室に入るのだが...

メディチーム: 伯井天使さんいますか?あ、いたいた!!ちょっとここのステーションの方の飲み物を買ってきました。最近、どうですか?

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伯井天使: はい!!! 今回の事件以後に給料も上がってて前半的に看護師の待遇改善になってひとまず安心です!

メディチーム: 上に呼べれてて、いくら文句を言われたか…。結局、3ヶ月減給です。

伯井天使: あら? 何だか申し訳ないですね。その代わりにご飯でもおごりましょうか?

メディチーム: あははは、言葉だけでも十分ですよ。で、何見てました?

伯井天使: あ….. それが….

SUTIMINアナウンサー: XX総合病院の看護師が過度なシフト勤務のせいで、職場内のストレスを受け、自ら命を落とす結果となりました。現場からお伝えします。

UPVOTE: こちらはXX総合病院です。この社寮で看護師が過度なシフト勤務に絶えず...

ピッ-.
伯井天使は急にチャンネルを回した。

メディチーム:……
伯井天使: ………… 私たちは…いつまで…こういう生活を続かなければならないんですかね….

燃えろLAW-MEDブラザーズ - 第3話 墜落するものに翼はない

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-E.N.D-

イベントの抽選は解説編で行います。
その前に上編、中編にコメントとVOTING, RESTEEMで1SBDをもらいましょう!


原作: @gochuchamchi , @familydoctor

原作絵,bgm: @familydoctor

原作研修: @gochuchamchi

日本語翻訳:@sleepcat


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※ この作品の日本語への翻訳及びイメージの訂正を@gochuchamchiさん、 @familydoctorさんに許可の上、作成されたものです。
※ 이 작품은 한국어판 "불타올라라 로메브라더스" 의 일본어 판으로, @gochuchamchi, @familydoctor 님의 작품을 번역 및 이미지 수정의 허락을 받아 작업하였습니다.

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