ブロックチェーンや分散型のソーシャルメディア、Steemit のおもしろさについてアルバニアで話をしたり議論したりする機会があり、少しだけこれまでもやっとしていたことが言葉にできそうな気がしたので投稿します。
Steemitにアカウントを作ってこの夏で2年、日々使い始めて半年ほど経つのですが、少し前まで「コミュニティーが大事」と言われてもコミュニティーの意味やどう大事なのかが実感としてよくわかっていませんでした。最近このコミュニティーの意味がわかりつつあって、さらに Steemit でよく議論になる「価値のある記事とは?」についても少しわかってきました。
ひとつずつ順番に書いてみます。
コミュニティーとは?
コミュニティーとは興味を同じくする人たちのゆるい集まりのことで、こう書くと当たり前のようですが、私は実感としてコミュニティーとは何かわかるまでに結構時間がかかりました。次に書く「コミュニティーはなんで大事なのか?」とも合わせて理解するとよいのかもしれません。
私は日々書いたり読んだりする中で、upvote してもらって、徐々に reputation score があがって SBD / SP がたまって、そんな風に助けてもらううちにコミュニティーとはなんぞやがちょっとずつわかるようになりました。
私がお世話になっているコミュニティーはタグでいうと #japanese や #needleworkmonday で、タグもなくゆるくつながっているものでいえばお母さん方というのもあります、あくまで私の個人的な認識ですが :)
コミュニティーはなんで大事なのか?
Steemit は Facebook のようなすでにあるリアルのつながりがベースの SNS ではないので、他のユーザーとつながるきっかけとしてコミュニティーは大事です。
コミュニティーをきかっけにおもしろい投稿や書き手を見つけたり、自分の投稿にコメントや upvote をもらったり。新しく入ってきた人たちを助けることもできます。
で、コミュニティーが盛り上がって大きくなっていくと、ちょっとした内輪の楽しさは薄れてしまいつつも、助けあえる力みたいなのは大きくなっていくのだと思います。これは Steemit 上だけに限らず、現実世界も交えた @steemcityniigata と Rei さん、@rt395 さんをみなさんがサポートしたようなケースも含めて。
これとてもいいことだなあと思います。何度かこちらでも紹介しました。
価値のある記事 ≒ コミュニティーでおもしろい記事
ようやく本題です。Steemit についてよく「価値のある記事って何?」という議論になりますが、最近ふと「コミュニティーにとっておもしろい記事」ってことでいいのではと思いました。記事の価値のあるなしは人それぞれで、Steemit ユーザー全員に共通の指標なんてあり得ず、そんな壮大なことを考えていたら upvote できやしません ;)
結局は自分がおもしろいと思う投稿だったら、vote することでタグでつながるコミュニティーの場合リストの上の方に来て、コミュニティーの他の人が読むのの助けにもなるのかなと思います。
おわりに
なのでログインしていない状態や一般的なタグの trending で数百ドルついている記事を見て「価値があるんだろうか?」と疑問を持つのはちょっと違うのかなと思うのです。自分の居場所になるコミュニティーをみつけてそこで価値のある投稿と出会ったり、よいと思う投稿に価値をつけていくのだと思います。
・・・とこんな解釈はどうでしょうか。
明日分散型のプラットフォームで生活やプロジェクトをファイナンスするというタイトルで、マケドニアのイベントでお話しします(なんでまた w)。今晩は少し準備があるので英語併記はサボります。ごめんなさい!
バルカン滞在を終えてドイツに戻ったら長々日英で書いてひとつにまとめたいです。